食物繊維

偏食は便秘の大敵

偏食は便秘の大敵です。
例えば肉や魚は好きだけど野菜や海藻類は嫌いな方は要注意です。
人によりけりですが便秘がちの方に偏食家の方が多いのは事実です。

そもそも野菜をとらずに肉ばかり食べた場合、腸内環境はどうなってしまうのでしょうか?
まず肉というものは体のタンパク質になるので人間の体にとって必要な物質です。
しかし食べ過ぎると腸内の悪玉菌を増やしてしまい、便秘を引き起こすきっかけになってしまいます。

それでは肉を食べる習慣がない方は絶対に便秘にならないのでしょうか?
実際にはそうではなく、皮肉にも肉を全く食べない場合も便秘になってしまうのです。
何故なら肉には動物性の脂が含まれているため、脂によって便を軟らかくしたり滑りを良くしてくれる働きがあるのです。

また肉はタンパク質になりますので、筋肉を強くしてくれます。
便通を良くするためにも腹筋が強い事は欠かせません。
そのため野菜などで食物繊維をとったり乳酸発酵食品を摂って腸内環境を整えていたとしても、肉を全く食べないと便が硬くなったり腹筋が弱り便秘になってしまいます。
だから偏食をしないで肉も野菜もバランス良く食べる事が、便秘解消のために大切になります。
是非偏食を減らして便秘知らずの健康な腸になりましょう。
バランスの良い食生活をおくると共に、適度に運動をすることも便秘解消には大切なことです。
便秘解消に効果的な運動法は、軽い腹筋やウォーキングやジョギングです。
とくにウォーキングは、駅まで歩くようにしたり、エレベーターやエスカレーターを使わず階段を使うだけでできます。
毎日の生活リズムにも取り入れやすい運動法ですので、いつもよりも少し歩くことに意識してみましょう。